INTERNAL PROPOSAL 2026

相続税申告業務を
デジタルで変える

達人・DocuWorks・Excelの3ツール運用から
Web完結型の統合プラットフォームへ

財産目録システム画面
現状の運用と課題
達人・DocuWorks・Excel・RPAで効率化は進んでいます。しかし「ツールの行き来」が残っています。

3つのツールを行き来

財産評価は達人、書類管理はDocuWorks、目録・シミュはExcel。ツール間のデータ連携は手動で、切り替えのたびにコンテキストが途切れる。

書類と評価データが分離

DocuWorksで書類を確認しながら、達人で評価額を入力する二画面作業。「この登記簿のデータはどこに入力した?」の確認に手間がかかる。

全体像が見えにくい

案件の進捗・チェック状況・財産構成を一目で把握する画面がない。ツールごとに情報が散在し、レビューや引き継ぎに時間がかかる。

3ステップで完結
書類アップロードから申告書出力まで、シンプルなフローで。
1

書類をアップロード

登記簿・残高証明書等のPDFをドラッグ&ドロップ。AIが自動で分類・データ抽出。

2

財産を評価・確認

各資産の評価額を自動計算。路線価補正・小宅特例・配偶者居住権も対応。

3

目録・申告書を出力

財産目録PDF、Excel、達人連携XML を1クリックで生成。

主要機能
相続税申告に必要な機能を網羅。44種類の資産モデル、25以上の専用画面。

全資産タイプ対応

土地・建物・上場株式・外国株・現金預金・生命保険・退職金・その他財産・債務まで、44モデルを完全カバー。

AI書類抽出

アップロードされたPDFをAI(Gemini)がOCR解析。登記簿・残高証明書から情報を自動抽出し、資産データに反映。

書類管理(3ペイン)

フォルダツリー / PDFビューア / チェックリストの3ペイン構成。注釈・指摘・表紙生成・全書類一括印刷に対応。

土地計測キャンバス

PDF上でポリゴン描画して面積を計測。路線価の奥行補正・間口補正・不整形地補正を自動計算。

チェックリスト

共通99項目+特殊テンプレート(未上場株39/配偶者居住権12)。作業者・チェッカー・営業のロール管理。

二次相続シミュレーション

配偶者取得割合を変えた場合の一次+二次相続税合計を試算。最適な分割案を数値で提案。

実際の画面
モダンなUIで直感的に操作。どの画面からでも必要な情報にすぐアクセス。
案件概要 ― 被相続人情報・相続人一覧・財産サマリーを一画面に集約
案件概要画面
土地評価 ― 路線価・補正率・相続人別配分
土地評価画面
財産目録 ― 相続税計算・円グラフ・PDF出力
財産目録画面
書類管理 ― フォルダツリー / PDFビューア / チェックリストの3ペイン
書類管理画面
案件一覧 ― 全案件をステータス管理
案件一覧画面
二次相続シミュレーション ― 最適分割を試算
二次相続シミュレーション
現状との比較
既存のツール運用と、システム統合後の違いを具体的に比較します。
現状 ― 達人 + DocuWorks + Excel
統合後 ― 財産目録システム
財産評価は達人、書類管理はDocuWorks、目録・シミュはExcel。3ツールを常に行き来
1つのWebアプリで完結。書類を見ながら評価額を入力、そのまま目録出力まで画面遷移なし
書類はDocuWorks、評価データは達人。「この書類のデータはどこ?」の突き合わせが手間
書類と資産データが紐付け済み。書類ビューアから該当資産へ直接ジャンプ、逆引きも可能
DocuWorksで書類管理はできているが、チェックリストとの連動や指摘管理は別運用
書類管理・チェックリスト・指摘を統合。3ペイン画面で書類確認→チェック→指摘を一画面で完結
案件の全体像(進捗・財産構成・チェック状況)を把握するには複数ツールを確認する必要
案件ダッシュボードで一目瞭然。財産構成グラフ、相続税試算、相続人情報を1画面に集約
二次相続シミュはExcelでワンクリックで可能。ただし評価データは達人から手動転記
評価データから直接シミュレーション。転記不要で、配偶者取得割合を変えて即座に比較
達人→目録の転記はRPAで自動化済み。ただしRPAの保守コスト・属人化リスクが存在
同一DB上のデータなので転記自体が不要。達人XML出力にも対応し、RPA不要に
こんな場面で効果を発揮
1

新規案件の立ち上げ

案件作成 → 書類アップロード → AI抽出で、初期データ入力の工数を大幅削減。

2

お客様への中間報告

財産目録をPDF出力して即座に共有。財産構成の円グラフで視覚的に説明。

3

分割協議のサポート

相続人別の配分シミュレーション、二次相続シミュの結果をもとに最適な分割案を提案。

4

チーム内レビュー

チェックリストのロール管理で、作業者→チェッカー→営業の3段階レビューフローを実現。

5

納品物の作成

書類バインダーの表紙自動生成 + 全書類マージ印刷。製本品質の納品物を短時間で。

6

若手の教育・標準化

チェックリストと計算ロジックが組み込まれているため、経験の浅いスタッフでも品質を担保。

ランニングコスト
クラウド基盤(GCP)のみ。ライセンス費用なし、1案件あたりの目安。

基本コスト(1案件あたり)

項目サービス1案件あたり目安
アプリケーションCloud Run(asia-northeast1)¥500
データベースCloud SQL PostgreSQL 16¥800
ファイルストレージCloud Storage¥200
AI書類抽出Gemini API(OCR)¥300
合計約 ¥1,800 / 案件

※ 月額固定費(DB維持等)として約¥8,000が別途発生。案件数に関わらず一定。
※ 上記は月10案件程度を想定した按分。案件数が増えるほど1案件あたりの単価は下がります。

OPTION JON API 連携(路線価・評価倍率の自動取得)

項目内容月額
JON API 利用料路線価・評価倍率表の自動取得、地番検索¥100,000〜 / 月

※ JON APIは路線価データの自動取得・地番照合に使用。手動での路線価確認が不要に。
※ 導入は任意。API未使用でも国税庁サイトからの手動入力で運用可能。案件数が多い場合にコストメリットあり。

セキュリティ対策

認証・アクセス制御

パスワードハッシュ(bcrypt)、セッション管理(NextAuth)。ユーザーごとのロール・支店制御。

GCPマネージドサービス

Cloud Run / Cloud SQL はGoogleのセキュリティ基盤上で稼働。自動パッチ適用・暗号化。

通信暗号化

全通信はHTTPS(TLS)で暗号化。データベース接続もSSL必須。

データバックアップ

Cloud SQLの自動バックアップ(日次)。ポイントインタイムリカバリ対応。

今後の展開
段階的に機能を拡充し、相続税申告業務の完全デジタル化を目指します。
Phase 1(進行中)

プロトタイプ構築・主要機能実装

44資産モデル、相続税計算エンジン、財産目録出力、書類管理、チェックリスト、AI抽出機能を実装。実案件での検証を開始。

Phase 2

計算精度の検証・テスト整備

パイロット案件での運用テスト。計算ロジックの検証・単体テスト整備。UI/UXのフィードバック反映。

Phase 3

外部連携の強化

達人XML出力の精度向上。路線価・評価倍率表の自動取得。e-Tax電子申告連携の検討。

Phase 4

全社展開・他業務への拡張

全拠点への展開。贈与税申告・法人税申告等、他の税務業務への横展開を検討。

まずはデモをご覧ください

実際の画面を操作しながら、業務への適用イメージを確認いただけます。

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